出来高・価格分析の基本
原則
値動きと出来高は比例する
株価の上昇(下落)には買い手(売り手)側にエネルギーが必要になる。
そのため、陽線であれば実体の小さい陽線ほど出来高が小さく、実体の大きい陽線ほど出来高が大きくなる。
このケースに反するローソク足がでた場合それは違和感のサインとなる。
(例)①→②→③→④の順に進む陽線
①実体:小 出来高:小
②実体:中 出来高:大
③実体:大 出来高:中
④実体:大 出来高:小
①:実体と出来高が比例している
②:出来高の割に上昇額が少なく、市場が弱くなっていることを示す
③:値上がりの割に出来高が少ない
④:値上がりの割に出来高が少なく、出来高自体も減少傾向にある
③、④は「買われすぎ」の状態にある
またこれは陰線で同じことが起こった場合は「売られすぎ」の状態であることを示す